04592-161122 HHKB 20周年をお祝い
最高の書き心地を味わえるキーボード、PFU「HHKB Professional」。そのHHKBシリーズが20周年を迎えたお祝いのパーティにお招きいただきました。二十歳を祝えるキーボード。人々に愛され、大切にされている証です。shioはあまりにも好きすぎて、9台使っています。 HHKBは「Happy Hacking Keyboard」の略。Hackingとは「こなす」、「うまく切り抜ける」、「切り拓く」という意味なので、Happy Hacking Keyboardとは「楽しくこなすキーボード」。元来とってもかっこいい名称だけど、近年、Hackingとい単語のイメージが「ハッカー」によって悪くなってしまいました。そこで最近は「HHKB」と略して表記されることが多いです。 20年以上前、当時の各社が作るキーボードがまちまちであったため、仕様の異なるすべてのコンピュータに対して高品質な1台のキーボードを共通して使えるようにしたい、ということから東京大学の和田英一教授によって考案され、1996年12月、PFUによって商品化されました。パーティには和田先生(東京大学名誉教授)もいらっしゃって、そのお話がものすごく面白い。85歳とのことですが頭脳明晰。典型的な頭のいい人のお話。終始笑顔でユーモアに満ちていて、感動しました。
発売から20年、キーボードとしては高価であるにもかかわらず、販売台数累計40万台。それだけ売れるには理由がある。
いまこの記事も、HHKBシリーズの最新機種「HHKB Professional BT」で書いています。さらさらサラサラ、なめらか〜なタイピング。キーを押し込むと、スッと入り、力を抜いた指に吸い付くように戻ってくる。極上のフィーリング。他のキーボードより高速でダイビングできるし、何より、typo(タイポ=タイプミス)が減るのが素晴らしい。いい道具を使うと打率が上がる、という好例です。
ツラツラ書けるから手に疲労感がない。間違いが少ないから修正も少なくて、仕事がはかどる。すべてのタイピング作業をHHKBで行いたい、と感じるキーボード。
shioがHHKBシリーズを使い始めたのは2004年6月18日、「Happy Hacking Keyboard Lite 2 かな無刻印モデル」からでした。当時販売されていた「Macキット」をつけて、Macに接続。
その後、2005年11月9日には念願の「Happy Hacking Keyboard Professional」を使用開始。当時のblog記事を読むと、当初から持ち歩いて使っていたようです。
そう、shioは今も持ち歩いて使っています。自宅と研究室に複数持っているので、通勤の往復には持ち歩きませんが、学外で仕事するとき、出張のとき、持参します。8月に集中講義のためカンボジアを訪れた時も持参。預け入れ荷物なし、機内持ち込みの「かわるビジネスリュック」1個なのに、HHKBは持っていく。そのくらい好きです。 最近の持ち歩き用はワイヤレス接続の「HHKB Professional BT」。Macのシステム標準のドライバで作動するので、特別のドライバーソフトなどをインストールする必要がなく非常に安定して使えます。有線接続と同等のレスポンス。打鍵に対する遅延が全くなくワイヤレスであることを感じさせません。
12月5日〜25日、PFUダイレクトで「頑張った人へのご褒美キャンペーン」が行われます。その中にHHKBも。カラーキートップとのセットでお値段据え置きとのこと。
頑張った人へのご褒美キャンペーン|PFUダイレクト
今年一年頑張った皆様へ、PFUダイレクトから人気の商品を特別価格でご用意いたしました!www.pfu.fujitsu.com
shioもカラーキートップ、つけようかしら。
集合写真は村上琢太さんが撮影してくださいました。
By 塩澤一洋, Kazuhiro Shiozawa on December 7, 2016.
Exported from Medium on May 2, 2017.